二十六日のフリープログラム。韓国のキムヨナの点数が発表された時取材にあたる各国の記者から信じられないの声が漏れた。そしてその声の主たちは席を立ち電話をかけ始めたり取材ノートを勢いよくめくったり慌ただしく動き始めた。審判団の不正を疑ったのである。
取材にあたっていたロシア人記者はこういう。
「百五十点という点が出た時思わず笑ってしまった。キムヨナが五回転ジャンプを成功させたのかと思った。今回は審判のジャッジが偏っているという批判がずっとあった。これからどの国の記者も審判に不正がなかったか調べることになると思う」
フリープログラムの審判団は偏向ジャッジがないように世界各地から無作為に選ばれる。今回の国籍はヨーロッパ七人カナダ一人そして韓国から一人の計九人だった。各々の点数は発表されないがヨーロッパの審判を取材したアメリカ人記者によればこんな話があったという。
「フリー後キムヨナの点数が異様に高いとヨーロッパの審判団の中でも首を傾げる人物もいたそうです。キムヨナの演技が終わった後韓国人とカナダ人そしてもう一人東欧の審判が顔を見合わせてニヤリとしていたそうなんです」
フィギュアは九人の審判が採点するが実際に数字として反映されるのはそこから無作為に選ばれた九人の点数。本人たちは誰の点が反映されたかわからない。
しかし件の三人のうち誰かが何らかの不正を働き点数を盛っていたとしたらもしその三人が付けたジャッジが採点する七人の中に反映されていたらあれだけの高得点も頷ける。
平成二十二年二月二十六日 五輪女子フィギュア 謎の韓国人審判の笑顔
フィギュア代表の吉岡監督はショートとフリーでトリプルアクセルを三度も決めた浅田が大差でキムヨナに完敗したことについて「フィギュアがスポーツである以上難しいことをやって勝てないのはおかしい」と採点に苦言を呈した。
現行の採点方式が導入されてからはジャンプの回転不足の判定が厳しいため男子でも四回転に挑む選手が減少。吉岡監督は「平成十四年ソルトレークシティー五輪から男子はジャンプが高度になっていない。むしろ後退している。ジャンプの挑戦を奨励する方向に行くべきだと思う」と私見を述べた。
平成二十二年二月二十七日
大技決めても完敗 吉岡監督、採点に苦言
ライバルが出した驚異のハイスコアに浅田を指導するタチアナタラソワコーチがかみついた。キムヨナが78・50点の世界歴代最高をマークしたことについて「ジャッジもスコアも考えられない」と批判した。
浅田の演技中はリンクサイドで激しいガッツポーズを見せ引き揚げてきた愛弟子と熱く抱擁。「すべてのパフォーマンスが凄く良かった。トリプルアクセルも良かったしノープロブレム」と称えたが、それだけに4・72点差をつけられての2位発進が許せなかった。
高血圧、腰痛など体調に不安を抱え昨年10月のロシア杯以降は直接指導から遠ざかっていた。五輪参加も危ぶまれていたが治療を受けて7キロもダイエットし浅田のサポートのため駆けつけた。
平成22年2月2月25日(木)午前6時01分
タラソワコーチ噛みついた 得点高すぎる
日本人選手のメダル獲得が期待されていたバンクーバー五輪のフィギュアスケート女子シングル競技のフリープログラムが行われショートプログラム一位の韓国のキムヨナがミスのない見事な演技で百五十・零六点を叩き出しショートとの合計で二百二十八・五六点という前人未到の世界最高記録で金メダルに輝いた。
五輪史上初となる女子ショートにおける三回転アクセルを成功させた日本の浅田真央はフリーにおいても三回転アクセルを二回成功したものの三回転フリップ+二回転ループ+二回転ループの複合ジャンプにおいて三回転フリップの着氷の際にバランスを崩してしまい、さらに直後の三回転トゥループでは踏み切る前に氷にスケートが引っかかってしまう不運があり回転不足どころかまともに跳ぶことすらできなかった。これらのミスが大きく響き得点は百三十一・七二点、ショートとの合計点は二百五・五点で銀メダルとなった。
不運もあったとはいえ大きなミスをしてしまった浅田に対しキムが優勢であることは間違いないところだが、それでも二百二十八・五六という点数は衝撃的だ。ショートの時点でもキムと浅田の得点差さらにはショート三位のカナダのジョアニーロシェットとショート四位の日本の安藤美姫との得点差がネット上では大きな話題になった。そもそもネット上では以前からこの問題に対して声を上げるフィギュアファンも少なからずいたのだが今回は、やはり国民の注目度が違う五輪の舞台ということもあってかショートの結果を報じるテレビ報道においてキムと浅田の点差についての解説を入れていたのをご覧になった方も多いだろう。
そして、なぜこの話題がそれほどネット上で騒がれていたのかという問題の一端がまさにそのテレビにおける解説に表れている。比較対象とされていたのは、ショートにおける最初の複合ジャンプ。キムは三回転ルッツ+三回転トゥループの基礎点十に加え出来栄え点で二点を獲得。対する浅田は三回転アクセル+二回転トゥループの基礎点九・五に加え出来栄え点が零・六点に留まりこのコンビネーションジャンプだけで一・九点の差がついてしまった。
平成初年代を代表するカナダのフィギュアスケーター、エルビスストイコも指摘しているが難易度の高い三回転アクセル+二回転トゥループの基礎点は三回転ルッツ+三回転トゥループよりも低い。このことに納得がいかないフィギュアファンも多いが浅田自身も承知でチャレンジしていることなので是非もないことだろう。しかし女子では史上初となる五輪ショートでの三回転アクセルという浅田の大きなチャレンジに対する低い評価に比べて、日本の中継においてもリプレイの際に解説の八木沼純子が「回っていないと思うのですがどうですかね」と実況の刈屋富士雄アナウンサーと共に首をひねったキムの三回転トゥループが回転不足で減点されることがなかったばかりか回転不足の際にはマイナスされる出来栄え点においても完璧な加点を受けていることに一部の観客視聴者は疑問を感じている。
先述のストイコは男子のフリー後に金メダルを獲得したアメリカのエヴァンライサチェクよりも四回転を跳び銀メダルを獲得したロシアのエフゲニープルシェンコの演技を評価するコラムを発表している。そこで彼はライサチェクに含むところは一切ないことを明言しあくまでも採点方式に疑問を呈している。確かにライサチェクやキムが見事な演技を見せたことは紛れもない事実でありこの採点結果で選手個人が貶められるような事態は歓迎できない。
今回の五輪では男子においても四回転を跳ばなかったライサチェクが金メダルを獲得したことでかねてから問題になっていた競技性と芸術性の比重における議論が巻き起こった。ただ浅田とキムのライバル関係も同様にそのような嗜好性の問題といった言葉で片付けられない何かが採点に働いているという意見もあることは事実だ。
このようなケースは今回に限った話ではなく昨年の世界選手権ではキムはミスを犯しながらも当時世界最高となる二百七・七一点で圧倒的な優勝を飾っている。分かりやすい例としては腰を落として回転するシットスピンの採点基準が厳しくなった際、浅田は見事にアジャストし他の選手と比べても目を見張る低さでスピンを決めるようになったがキムのシットスピンはそれに比べて腰の位置がはっきりと高い。もちろんそれ自体は問題ないのだが、そのスピンに最高となるレベル4と高い出来栄え点が与えられてしまうことがあるのだ。ネット上では数多くの検証動画がアップされているので興味がある方はご自分の目で確認するといいだろう。
もしも不透明な何かが採点の裏に働いているのであれば、それが一掃されることこそが間違いなく全てのファンの総意であると言えるだろう。
平成二十二年二月二十七日 午前十時零分
世界最高記録で金メダル獲得の「キムヨナ」採点への疑問が上がる理由
キム選手は確かに世界トップを争える実力がある。これは間違いなく確かなことである。ただ、彼女はどんなにジャンプが回転不足でも、エッジの踏み切りが「不正エッジ」とされるものであっても、ジャンプをお手つき&ステップアウトしても、スパイラルがグラグラでも、何故かジャッジやコーラーからその減点を免除され、おまけに加点までされている状態が何年も続いているのだ。彼女に対してだけ加点が過剰な上に、他選手が厳しく取られている減点やエラー認定されるべきところでされていないのである。
それも今年だけのことではなく、シニアデビューした年かその翌年くらいからか、とにかく気づけばここ数年、彼女には「減点およびダウングレードはなるべく適用しない」という申し合わせでもあるかのようなジャッジやコーラー(技のレベル認定をする人)のエラーの見逃しが目立つ。回転やエッジの認定はジャッジが自分の席で、モニターでビデオを巻き戻してスロー再生したりして綿密に行われる。ごまかしができにくい判定方法である。それなのに、技の質が他の選手なら減点される内容でも、減点免除どころか加点までされているというような状況が続いている。
このようなことを恒常的にやられるとスポーツとしてのフィギュアスケートは成立しなくなるし、勝利の価値もなくなってしまう。平成十五年に不正採点が行われて刷新された新ルールもそういう点で無駄だったのかとさえ思えてくる。そして現在この競技を支えているファンの間に「努力している選手が報われない八百長めいた展開」への諦めムードが蔓延したとき、人気スポーツまたは興行としてのフィギュアスケートは滅びるだろう。それがとても心配だし、悲しく思うところだ。キム選手にも気の毒だと思う。彼女は自身は試合でベストを尽くしていると思うが、ルールを熟知したコアなファンになればなるほど、彼女の得点や勝利は評価されないような傾向にあるのだから。
続きを読む
関連ニュース
- 真央に追い風? 3回転半得点アップの可能性(03/03 17:43)
ソルトレークシティー五輪での不正問題を教訓に新採点システムを採用したフィギュアスケートだが、審査員の母国びいきと裏取引はむしろ悪化している
近代オリンピックの創設者ピエール・ド・クーベルタンの言葉を借りれば、オリンピックの精神は「勝つことではなく、参加すること」にあり、「相手を打ち負かすことではなく、よき戦いをする」ことに重きを置く。
競技に対するその理想的な姿勢は、現代のオリンピック選手が表彰台を目指してなりふり構わず突き進む様子からは程遠い。選手たちはあらんかぎりの先端技術と新開発の薬剤を使って(合法だろうと違法だろうと)オリンピックの栄光を手にしようとする。
誰もが、ライバルを蹴落とすためなら嘘でもごまかしでも、盗みでもわいろでもかまわないという気分になる。昭和三十年にはアメリカの重量挙げ選手団の専属医が筋肉増強剤のアナボリックステロイドを開発した。平成二十年の北京五輪では、金メダルを獲得した支那の女子体操選手が年齢制限に満たない十三歳ではないかとの疑惑が持ち上がった。
バンクーバー五輪開幕前には、開催国のカナダが外国の選手に滑降コースでの練習をさせないのが問題になった。
平成十四年のソルトレークシティーで発覚したのが、フィギュアスケートペアでの不正採点問題だ。審判員が得点を操作しアメリカのペアを優勝させたとされる(大会中にそれが発覚して、銀メダルだったカナダのペアにも金メダルが与えられた)。
ソルトレークは氷山の一角
この五輪の直後にダートマス大学のエリック・ジツェウィッツ経済学准教授が発表した研究によれば、フィギュアの採点にはえこひいきと票取り引きがまかり通り、ソルトレークシティーの騒動は氷山の一角にすぎないという。
バンクーバー五輪の開催に合わせ、ジツェウィッツは追跡研究を発表。公正なフィギュア採点システムのために導入された改革に効果がないばかりか、問題を深刻化させている可能性があると指摘している。
ジツェウィッツの以前の研究では、審判員が自国の選手により高い得点をつける傾向が報告されている。平成十二~十四年の六十一の国際試合(五輪を含む)の三千近い演技の採点を分析した結果、「母国偏重得点」は零・二点近くに上り(満点は六・零点)、順位を少なくとも一位分押し上げるには十分だったという。
またこの調査は、各国が裏取引を行っていたことも示唆している。ジツェウィッツは、審判員が「票ブロック」を形成し、互いの国の選手に高得点を与えていることを突き止めた。例えばロシアの審判員はフランスをひいきし、お返しにフランスの審判員はロシアに高い得点を与える。たとえ他国の選手たちにとって不利益になろうと、この二国が有利になる、というわけだ。
審判員の匿名採点を採用
ソルトレークシティー(とそれ以前の試合)での問題を受け、国際スケート連盟は採点方法を変更した。どの審判員がどの得点を付けたかは公表されず、さらに審判員のうちの一部の採点のみが使われる(バンクーバーでは各演技で九人の審判員が採点し、そのうち七人の得点を採用。どの審査員の得点が採用されたかは明らかにされない)。
各審判員の採点が公表されない匿名採点によって裏取引が抑制される、という考えに違和感を抱くかもしれない。
だが匿名採点では、裏取引で約束したとおりの得点を本当に付けてもらえたのか、確認することが困難だ。狙いはそこにある。個々の審判員と実際に採用された得点を結び付ける証拠はなく、九人の審判員は「自分の得点は採用されなかったようだ」と主張できる。パートナーが本当に高得点を付けてくれるのか確認できないのでは、裏取引もやりにくい。
母国ひいきが起こりにくいスキー競技
ジツェウィッツが今回の研究で調査したのは、この匿名採点が自国選手びいきの採点防止に効果を上げたかどうか、という点だ。以前のように各審判員の採点を調べることはできなくなったが、審判団の中に選手の出身国の審判員が含まれる場合、その国の選手の平均得点が高くなるかどうかを分析した。
その結果、自国びいきの傾向は悪化していた。匿名採点では裏取引の確実な効果は望めないが、得点の付け方をマスコミやファンに追求されることもない。公開採点の時代に比べ、審判員による自国選手のひいき得点は20%上昇していたという(このうちどの程度が選手の出身国の審判員による得点で、どの程度が裏取引した他国の審判員から与えられた得点なのかは特定できない)。
悪名高き昔の採点システムに戻る以外に、国際スケート連盟が選ぶべき道は何だろう。ジツェウィッツは以前の研究で、スキージャンプの得点についても分析しているが、この競技では自国びいきはほぼ存在しなかったという。
各国のスケート連盟が指名するフィギュアの審判員とは対照的に、スキージャンプの審判員は国際スキー連盟の小委員会が指名する。スケートの審判員は各国の利害を背負っているが、スキーの審判員に求められるのは誠実さだ。スキーと同様のシステムを採用すれば、フィギュアスケートの採点もましになるかもしれない。
研究の最後にジツェウィッツは、こう提案している。国際スケート連盟は匿名採点を維持しつつ、採点の不正調査を行う者には記名データを公表すべきだ、と。
フィギュアスケートの採点の不正を排除するのは難しい。国際連盟にそれが無理だとしても、経済学者にはできるかもしれない。
平成22年02月17日(水)18時57分
フィギュアの採点改革に効果なし
関連ニュース
- 2ちゃんダウン裏に…韓国の独立運動記念日サイバーテロ計画とは(03/03 09:02)
五輪の男子フィギュアで五十八年ぶりの連覇はならなかった。四回転ジャンプを武器に四シーズンぶりで競技復帰したプルシェンコは、一・三一点差で二位に終わった。「三年半のブランクがあって銀メダルなら悪くはない」と強がったが、表彰式が終わるとすぐにメダルを首から外した。
リンク裏の取材エリアで不満をぶちまけた。「採点システムは変更されるべきだ。五輪王者が四回転ジャンプの跳び方を知らないならば、男子シングルではなくアイスダンスに名前を変えなくてはならない」。
自国開催となる平成二十六年ソチ五輪出場にも意欲を示す二十七歳は「(トーループより高難度の)四回転ルッツを跳べるようにする」と持論を体現するつもりだ。
22/02/19 20:48
「四回転なしはアイスダンス」 プルシェンコ不満爆発
野球の国際大会、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する韓国代表の朴明桓投手(斗山ベアーズ)は、ドーピング(禁止薬物)検査で陽性反応が検出された。大リーグ機構が17日に発表した。
検査の詳しい内容などは今のところ明らかになっていない。
朴投手は今大会に1試合だけ登板。韓国は1次リーグから無敗の6連勝で準決勝へ勝ち上がっており、18日の準決勝では日本と対戦する。
平成18年 3月18日 土曜日 17:38
野球=WBC、韓国の投手がドーピング検査で陽性反応
JR中央線の駅構内で集団ですりをしたとして、警視庁捜査三課と上野署は30日までに、窃盗容疑で自営業、吉東光容疑者(44)ら韓国籍の男3人を逮捕した。
調べでは3人は28日、JR国分寺駅(東京都国分寺市)構内のエスカレーターで、埼玉県越生町の主婦(66)のショルダーバッグから、現金約2万円などが入った財布を盗んだ疑い。
3人には都内や千葉県で、3件の余罪があることが防犯ビデオの分析で判明。吉容疑者は昨年11月に千葉県船橋市の薬局で発生し、2人が逮捕されたすり事件にかかわっていたことも分かっている。
捜査三課によると、韓国すり集団によるとみられる都内の被害は、今年は980件。昨年同時期と比べほぼ倍増している。
17/09/30 12:52
韓国すり集団の3人逮捕 都内被害が倍増

